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薬の管理 >
◆薬剤服用時の注意
1. 服薬の管理・指導は、医師・看護師・薬剤師が行います。服薬の方法・時間・薬の説明・副作用をしっかり聞いておきます。
2. 決められた時間に、決められた量を正しく服用します。
食前薬は食事前 30分に服用します。
食後薬は食事後 30分に服用します。
その他→空腹時・就寝前・一定の時間など
1回分をまとめて袋に入れ、飲む時間を記入しておきます。
薬は必ず水か白湯で服用します。
飲んだ振りをして吐き出したりする事があるので、必ず服用の確認をします。
3. 誤飲しないように飲み方、体位に注意します。
上半身を起こした姿勢で服用します。
薬を飲む前に少量の水で口の中を湿らせます。
錠剤・カプセルが飲みにくい場合は、医師に相談して水剤や散剤(粉)に変更してもらいます。(中には砕いたり、つぶしたりできない薬剤があります。)又は半流動食の食物と一緒に服用します。
4. 薬剤と食物の相互作用に注意します。
貧血の治療薬(鉄剤)…お茶・コーヒー・紅茶(効果がなくなりま す。)
抗凝血薬(ワーファリン)…クロレラ・納豆(効果がなくなります。)
睡眠薬…アルコール類(効きすぎます。)
狭心症の治療薬(ニトログリセリン)…アルコール類(急激に血圧が下がります。)
抗生物質(テトラサイクリン系)…牛乳・乳製品(効果がなくなります。)
5. 調子がいいからと勝手に中止しないようにします。
6. 複数の医師から薬剤をもらっている場合は、それぞれの医師に報告しておきます。
7. 状態の変化があればすみやかに医師・看護師に連絡します。
 
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