カイガイ 回外 下向きの手掌(手のひら)を上向きにひるがえす運動。回内の反対。
カイキョウシンマッサージ 開胸心マッサージ 体外心マッサージの効果がないときに行う方法。左第5肋骨で開胸して、手で直接心臓をマッサージする。
カイゴ 介護 高齢者・病人などの日常生活を手助けすること。
カイゴキュウフ 介護給付 要介護状態にある被保険者(要介護1〜5)への給付のこと。
カイゴシエンセンモンイン 介護支援専門員(ケアマネジャー) 要介護者の心身の状況などに応じ、適切な在宅サービスまたは施設サービスを利用できるよう連絡調整などを行う人。
カイゴセンヨウガタトクテイシセツニュウキョシャセイカツカイゴ 介護専用型特定施設入居者生活介護(有料老人ホーム・軽費老人ホーム) 常時10人以上の要介護者が入居し、食事や日常生活の世話が受けられる老人ホーム。
カイゴタクシー 介護タクシー 一般的にはホームヘルパー2級の資格を取得したタクシー運転手によるタクシーのこと。要介護者は、乗降の介助については介護保険の給付対象。
カイゴニーズ 介護ニーズ どんな介護が必要なのかという意味。
カイゴニンテイシンサカイ 介護認定審査会 保健や医療、福祉などの専門家で構成され、一次判定の結果と訪問調査のさいの特記事項、主治医意見書をもとに、要介護度を決定する。
カイゴフクシシ 介護福祉士 専門的知識および技術をもって介護を行い、また、介護者に対して介護に関する指導を行う人。
カイゴホケンシンサカイ 介護保険審査会 都道府県に設置され、要介護認定の結果に不服があった場合などに審議する機関のこと。
カイゴホケンセイド 介護保険制度 2000年にスタートした介護が必要な人を、社会全体で支えあう制度。
カイゴホケンセイド トクテイシッペイ 介護保険制度特定疾病 介護保険制度上、介護認定を受けることができる疾病。
カイゴリョウヨウガタイリョウシセツ 介護療養型医療施設(療養病床) おもに医療法人が運営する病院・診療所で、医療と介護を受けることができる療養施設。
カイゴロウジンフクシシセツ 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム) おもに社会福祉法人が運営する老人ホームで、介護者不在などで自宅で介護を受けることが困難な要介護者のための施設。
カイゴロウジンホケンシセツ 介護老人保健施設(老人保健施設) おもに医療法人が運営する施設で、医師の管理下で看護、介護、リハビリテーションを受けることができる施設。
カイセン 回旋 縦軸を軸に回転させる運動。
カイセン 疥癬 ダニ(ヒトヒゼンダニ)が原因でおこる皮膚感染症。
カイテイハセガワシキカンイチノウヒョウカスケール 改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R) 認知症などの評価・判定を行うためによくもちいられるスケール。
お年はいくつですか?
  2年までの誤差は正解。配点1点
今日は何年の何月何日ですか?
何曜日ですか?
  年月日、曜日が正解でそれぞれ1点ずつ
私たちが今いる所はどこですか?
  自発的に出れば2点。5秒おいて家ですか?病院ですか?施設ですか?の中から正しい選択をすれば1点
これから言う3つの言葉を言ってみて下さい。後でまた聞きますのでよく覚えておいて下さい。
  以下の系列のいずれか1つで、採用した系列に〇印をつけておく
1:a桜 b猫 c電車
2:a梅 b犬 c自動車
100から7を順番に引いて下さい。
100−7は?それからまた7を引くと?と質問する。
  各1点。最初の答えが不正解の場合打ち切る
私がこれから言う数字を逆から言って下さい。6−8−2、3−5−2−9
  各1点。3けた逆唱に失敗したら打ち切る
先ほど覚えてもらった言葉をもう一度言ってみて下さい。
  自発的に回答があれば2点。もし回答がない場合、以下のヒントを与えて正解であれば1点
a植物 b動物 c乗り物
これから5つの物品を見せます。それを隠しますので何があったか言って下さい。
  1個につき1点
時計、かぎ、たばこ、ぺん、硬貨など必ず相互に無関係なもの
知っている野菜の名前をできるだけ多く言って下さい
  5個までは0点、6個=1点、7個=2点、8個=3点、9個=4点、10個=5点
途中で詰まり、約10秒待っても出ない場合にはそこで打ち切る
合計(満点30点)中、21点以上を非痴呆、20点以下は痴呆
・HDS−Rによる重症度の分類は行わないが、各重症度別の平均得点、各群間には有意差(P<0.05)が認められている。
 非痴呆:24.27±3.91
 軽度:19.10±5.04
 中等度:15.43±3.68やや高度:10.73±5.40
 非常に高度:4.04±2.62
◎身体の病気で衰弱している時やうつ状態の時は、実際より低得点になるので、テストの結果だけで痴呆と決めつけずに専門医の診断をきちんと受けます。
カイナイ 回内 上向きないし前向の手掌(手のひら)を下ないし後ろ向きにひるがえす運動。回外の反対。
カイフクタイイ 回復体位 下顎を前に出し、両肘を曲げ、上側の膝を90度曲げ、後ろに倒れないようにし、舌根沈下や吐物の誤嚥を防ぐ体位。
カイホウコッセツ 開放骨折 骨折部が皮膚の開放創と交通しているもの。
カイヨウ 潰瘍 皮膚の表皮層、角膜上皮層、粘膜層にみられ、深部まで及んだ組織表面の欠損。浅い場合は、びらんという。
カウンセリング カウンセリング さまざまな問題を、明らかにして解決へ援助を行うこと。専門家(カウンセラー)。
カウンターショック カウンターショック 心蘇生用の直流除細動器。

 

カカリツケイ かかりつけ医 その患者の治療に主としてあたる医師。個人の健康状態をよく把握して、いつでも気軽に相談にのってくれる医師。
カガクコキュウ 下顎呼吸 下顎を上下に動かして呼吸すること。呼吸不全の場合にみられる。
カガクリョウホウ 化学療法 化学薬品による治療効果を目的とした治療法。
カクシュツ 喀出 痰(喀痰)を排出すること。
カクセイ 覚醒 目がさめること。
カクチョウキケツアツ 拡張期血圧 大動脈弁が閉じて、次に収縮するまで心室が拡張し血液を満たしているときの血圧。最低血圧ともいう。
カクリ 隔離 伝染病などに対応するため、隔絶して伝染経路などを遮断すること。
カショウ 火傷 熱傷ともいう。やけどのこと。
カセイキュウマヒ 仮性球麻痺 両側の大脳半球と脳幹部に存在する嚥下・構語をつかさどる核との間の経路の障害によりおこる嚥下・構語障害。
カタマヒ 片麻痺 身体の半身(上肢・下肢)が麻痺した状態。脳の障害では、反対側の半身不随ともいう。
カッケツ 喀血 肺や気管支から血液を喀出すること。
カテーテル カテーテル 管のこと。体内に挿入して診断や治療にもちいたり、薬物の注入などにもちいられる。
カヒ 痂皮 かさぶたのこと。
カフンショウ 花粉症 花粉が鼻や目の粘膜に接触することによって、生じるアレルギー。 
カレイ 加齢 年を重ねていくこと。
カンエン 肝炎 肝炎ウイルス、薬剤、アルコールなどにより生じる肝障害。
カンカクセイシツゴショウ 感覚性失語症 言葉を発することはできるが、言葉の意味を理解することができない状態の失語症。
カンコウヘン 肝硬変 肝臓障害の終末像で、肝臓の組織が線維化し硬くなる。
カンゴ 看護 傷病者に手当て、お世話をすること。
カンゴシ 看護師 傷病者に対する療養上の世話、診療の補助をする人。
カンジョウシッキン 感情失禁 情動失禁ともいい、感情のコントロールができなくなり、ちょっとしたことで泣いたり笑ったり怒ったりするようになる。
カンジョウドウミャク 冠状動脈 心臓を養う血管。上行大動脈の基部から分岐して、心臓壁を伝わって心筋に分布する。左右の冠状動脈がある。
カンセツカドウイキ 関節可動域(ROM) 関節の動く範囲のこと。ROMともいう。
カンセツカドウイキソクテイホウホウ 関節可動域測定方法 ◎フリガナをクリックすると、関節可動域の測定方法がご覧いただけます。
カンセン 感染 病原体が体内に侵入して、発育・増殖すること。
カンゼンマヒ 完全麻痺 随意運動がまったく不能なもの(意図的に動かせないもの)。
カンソク 患側 病気により障害を受けている側。麻痺などがあると麻痺側ともいう。
カンチョウ 浣腸 肛門から直接、直腸内に薬液を注入し排便させる方法。

 

カンリエイヨウシ 管理栄養士 複雑または困難な栄養士業務を行う人。
カンワケア 緩和ケア 終末期の苦痛に対する援助。精神的な苦しみをケアする。
ガーグルベース ガーグルベース うがい盆。
ガイショウ 外傷 生体に加えられた外力によっておこる損傷。
ガイソウ 咳嗽 せきのこと。
ガイテン 外転 四肢を、身体の正中線ないし正中面から離す方向への運動。内転の反対。
ガイドヘルパー ガイドヘルパー 移動介護従業者の項参照。
ガイハンボシ 外反母指 母趾が外側に屈曲したもの。
ガウンテクニック ガウンテクニック 感染症に対応するためにガウンを身に付けること。
ガッペイショウ 合併症 病気の経過中にその病気にともない、おこる他の病気。
ガンアツ 眼圧 眼球の内圧。正常は15〜25mmHg。30mmHg以上は病的。
ガンシ 眼脂 めやにのこと。
ガンテイシュッケツ 眼底出血 眼球内で出血がおこること。
ガンメンシンケイマヒ 顔面神経麻痺 顔の麻痺。顔の表情をつくる表情筋の麻痺と味覚の低下がおこる。
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キーゼルバッハブイ キーゼルバッハ部位 鼻中隔前方にある鼻出血の最も多くおこす部位。
キーパーソン キーパーソン 重要な人。
キオウレキ 既往歴 以前の体の病状や病歴。
キカンシカクチョウショウ 気管支拡張症 気管支が不可逆的に拡張した状態。
キカンシゼンソク 気管支喘息 広い範囲にわたる気管支の狭窄で、呼吸時に喘鳴を伴った発作性呼吸困難をおこす病気。
キカンセッカイ 気管切開 気道確保の手段として、頚部に切開を行い表皮から気管までの経路をつくること。
キカンナイカニューレ 気管内カニューレ 気管切開をして呼吸管理を行う場合に、切開部に挿入するカニューレ。

 

キカンナイキュウイン 気管内吸引 気管内チューブや気管内カニューレが挿入されている場合、痰(喀痰)などの気道分泌物を吸引すること。

 

キカンナイチューブ 気管内チューブ 挿管チューブともいわれ、気道確保の目的で、口腔や鼻腔から気管内へ挿入されるチューブ。

 

キケンインシ 危険因子 リスクファクター。病気の原因となる悪要因。
キザコキュウ 起坐呼吸 仰臥位よりも座位で呼吸をした方が楽なため、呼吸困難のさいに座った姿勢でする呼吸。
キソシッカン 基礎疾患 もとの疾患。
キドウカクホ 気道確保 呼吸に必要な経路を確保すること。頭部後屈あご先挙上法やエアウェイの挿入、気管内挿管などがある。
キノウセイニョウシッキン 機能性尿失禁 排泄の動作が行えないためにもれてしまうこと。
キホンシイ 基本肢位 「気をつけ」の姿勢で直立したときの、各関節の肢位を0゜度とする肢位。ほとんどの関節は完全伸展位となるが、足関節は下腿軸に対して90゜(背屈、底屈中間位)となる。
キャリア キャリア 保菌者の項参照。
キューオーエル QOL Quality of Life[クオリティー オブ ライフ]の略。生活・生命の質などど訳される。
キュア キュア 治療すること。
キュウシュウ 吸収 消化管で消化された食物中の栄養素を、消化管壁の細胞が摂取すること。吸収は主として小腸で行われる。
キュウセイコウマクカケッシュ 急性硬膜下血腫 頭部外傷により急激に、硬膜下に血腫が形成される。高度の脳挫傷をともなうことが多い。

 

キュウセイシッカン 急性疾患 発症が急で、症状も激しく、軽快するものから重症になり死に至る場合もある。
キュウマヒ 球麻痺 脳幹部に存在する嚥下・構語をつかさどる核の障害によりおこる嚥下・構語障害。
キョウカン 共感 同じ感情をいだくこと。
キョウサク 狭窄 管(消化管)などがさまざまな原因により、狭くなること。
キョウシンザイ 強心剤 心臓の働きを増強するためにもちいられる薬。
キョウシンショウ 狭心症 冠動脈が細くなり血流が低下したり、心肥大による相対的な血流が不足しておこる。
キョウスイ 胸水 胸腔内の液体。
キョウチョク 強直 関節そのものの異常で、可動域を有しない状態。
キョウブアッパクカン 胸部圧迫感 胸が圧迫される感じ。
キョウブコウヤクカン 胸部絞扼感 胸をしめつけられるような感じ。狭心症や心筋梗塞などにみられる。
キョクショマスイ 局所麻酔 体の一部だけ知覚を麻酔する。
キョケツセイシンシッカン 虚血性心疾患 心臓の冠動脈に狭窄が生じて、心筋への血液の供給が低下することによりおこるさまざまな病気。心筋梗塞や狭心症など。
キョタクカイゴシエン 居宅介護支援 介護プランの作成を受け、利用することができるサービス。
キョタクリョウヨウカンリシドウ 居宅療養管理指導(医師などによる管理・指導) 在宅介護を受けている要介護者が医師・歯科医師などの専門職により、自宅で療養上の管理及び指導を受けることができるサービスです。
キリツセイテイケツアツ 起立性低血圧 起立時か長時間立っているときにおこる血圧の低下。
キンイシュクセイソクサクコウカショウ 筋萎縮性側索硬化症 ALS(アミトロ)ともいわれ、筋肉が徐々に萎縮していく難病。
キンキ 禁忌 行ってはならない行為。
キンジストロフィー 筋ジストロフィー 筋肉に進行性非炎症性の変性が生じ、筋力低下、筋萎縮がおこる。
ギシ 義肢 四肢の切断後に装用する代用肢。義手と義足がある。
ギャクタイ 虐待 残酷な待遇。身体的や性的暴行・心理的外傷・ネグレクト(養育の拒否や放置)などを行うこと。
ギャクリュウセイショクドウエン 逆流性食道炎 胃液が食道に逆流しておこる食道炎。
ギャジベットノメイショウ ギャジベットの名称

 

ギョウガイ 仰臥位 仰向けの姿勢。

 

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クウチョウロウ 空腸瘻 腹部表皮と空腸の間の交通路。チューブを留置して流動食の注入などを行う。

 

クウフクジケットウ 空腹時血糖 空腹時の血液中のブドウ糖濃度。
クスリノフクサヨウ 薬の副作用 体にとって薬剤の有害な作用のこと。
クブンシキュウゲンドガク 区分支給限度額 要介護度に応じて、1ヶ月に保険給付対象になる限度額のこと。
クモマクカシュッケツ クモ膜下出血 くも膜下腔内に出血がおこること。くも膜は中枢神経を包む被膜の一つ。原因の多くは脳動脈瘤の破裂による。

 

クライエント クライエント 依頼主のこと。
クルマイスノメイショウ 車椅子の名称

 

クレアチニン クレアチニン 体内でエネルギーとして使われた蛋白の老廃物。
クロソコヒ くろそこひ 黒内障の項参照。
グラスゴー・コーマ・スケール グラスゴー・コーマ・スケール(GCS) 脳神経疾患領域の急性期から慢性期にかけて用いら
れる。開眼・言語・運動の機能別に分類されている。 
E.開眼
自発的に…4,言葉により…3,
痛み刺激により…2,開眼しない…1
V.言葉による応答
見当識あり…5,錯乱状態…4,
適切な言葉…3,理解できない声…2,
声が出ない…1
M.運動による最良の応答
命令に従う…6,
痛み刺激部位に手足をもってくる…5,
四肢を屈曲する逃避…4,異常屈曲…3,
四肢伸展…2,まったく動かさない…1
グリコヘモグロビン グリコヘモグロビン 赤血球の中にあり血液中のブドウ糖と結合したもの。糖尿病の場合、1〜3か月間の長期血糖コントロールの目安としてもちいられる。
グループホーム グループホーム 認知症対応型共同生活介護の項参照。
グループワーク グループワーク 集団援助とも呼ばれ、対象者をグループ設定して、集団で目標の達成を図る方法のこと。
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ケースワーカー ケースワーカー 福祉の仕事のうち、おもに相談業務を中心とする職種のこと。
ケアカンファランス ケアカンファランス 利用者のケアについて各サービスの担当者がチームを組んで検討することで、サービス担当者会議と同義の場合もある。
ケアプラン ケアプラン 介護サービス計画のことで、大きく分けて居宅介護サービス計画(在宅での介護サービスの利用計画)と施設サービス計画(介護保険施設での介護サービスの利用計画)がある。
ケアマネイジメント ケアマネイジメント 専門家が高齢者や家族の相談に応じて、そのニーズを把握したうえで、さまざまなサービス提供機関との調整を行い、適切なサービスを提供すること。
ケアマネジャー ケアマネジャー 介護支援専門員の項参照。
ケアワーカー ケアワーカー 老人ホームなどの介護職員のこと。
ケイカンエイヨウ 経管栄養 胃に管(チューブ)を挿入して、流動食の注入などを行う。消化・吸収能力があっても、口から摂取することが困難、または不可能な場合に行われる。

 

ケイガン 鶏眼 ウオノメのこと。
ケイセイマヒ 痙性麻痺 筋緊張や腱反射が亢進した、突っ張った麻痺。
ケイチョウ 傾聴 耳を傾けて相手の話を聞くこと。
ケイヒロウジンホーム 軽費老人ホーム 家庭環境・住宅事情などの理由で、自宅において生活することが困難な60歳以上の者が入所する老人ホーム。
ケッシキソ 血色素 ヘモグロビンの項参照。
ケッシュ 血腫 内出血の結果、血液がたまり、こぶのように腫れた状態。
ケッショウバン 血小板 出血したときに血を止める働きをする。血小板数の減少や機能の低下がおこると、出血しやすくなったり出血が止まらなくなったりする。
ケッセン 血栓 血管内で血液がかたまり、塊になったもの。
ケッタイ 結滞 脈拍を触診するとき、脈が一拍脱落して触れない状態。
ケットウチ 血糖値 血液中のブドウ糖濃度。
ケツニョウ 血尿 尿に血液が混じったもの。肉眼的に見えるもの(肉眼的血尿)、顕微鏡で見なければわからないもの(顕微鏡的血尿)などいろいろある。尿路の結石、腫瘍、腎炎、外傷などによっておこることが多い。
ケツベン 血便 便に血液が混じったもの。消化管の下部(大腸・直腸・肛門)からの出血に多い。
ケンオン 検温 体温を測定すること。
ケンコウテチョウ 健康手帳 老人保健法に基づいて市町村から、健康管理促進を目的として配布されている手帳。
ケンコウホケン 健康保険 医療保険のうち、サラリーマンなどが加入するもの。
ケンソク 健側 病気のない正常な側。
ケントウシキショウガイ 見当識障害 自分の置かれている状況や時間、場所を正しく認識できないこと。失見当識ともいう。
ケンボウ 健忘 一定期間内の時間的あるいは内容的なことが追想できないこと。
ゲケツ 下血 消化管内に出血したものが、便に出るもの。
ゲンウン 眩暈 めまいのこと。
ゲンエンショク 減塩食 塩分を普通より減らした食事。
ゲンカク 幻覚 現実にない対象が知覚されることで、幻視(実際にないものが見えること)、幻聴(実際にない音や声が聞こえること)、幻触(実際に触れてないのに触れたと感じること)などがある。
ゲンゴショウガイ 言語障害 言葉による表現や言葉の理解ができなくなること。失語症・構音障害が含まれる。
ゲンゴチヨウカクシ 言語聴覚士 言語能力を回復させるための訓練を行う療法士。
ゲンゴリョウホウ 言語療法 言語障害・音性機能障害などに対して、評価・訓練を行う。
ゲンブツキュウフ 現物給付 医療保険・介護保険などを受ける場合、患者・利用者は各種サービス(現物)を受けること。
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コーディネイト コーディネイト 調整という意味。福祉の中ではサービスなどを組みあわせたりすることで、利用者が適切なサービスを受けられるようにすること。
コウオンショウガイ 構音障害 構音器官である口唇、舌、咽頭、喉頭などの筋やこれを支配する神経の障害でおこる。話し言葉の発音・発声の障害。
コウカツ 口渇 水分の欠乏によって、のどが渇くこと。
コウカロリーユエキ 高カロリー輸液(IVH) 高カロリーの輸液を大静脈内に投与すること。口などから栄養をとることができない場合にもちいる。

 

コウガクリョウヨウヒセイド/コウガクカイゴサービスヒセイド 高額療養費制度/高額介護サービス費制度 低所得者対策の一つ。定められた収入に達しない世帯の方の費用負担額が一定額を超えると、超えた分について払い戻される。
コウキアツサンソリョウホウ 高気圧酸素療法(HBO) 大気圧よりも高い気圧環境の中で酸素を投与して、低酸素状態を改善させる治療法。

 

コウキコウレイシャ 後期高齢者 75歳以上の高齢者。
コウクウケア 口腔ケア 口腔の健康を保持するために、口腔内や義歯の清掃を行うこと。
コウケツアツショウ 高血圧症 血圧が高い病気。さまざまな疾病を引きおこす。
コウゲンビョウ 膠原病 結合組織に広範な炎症性の変化とフィブリノイド変性をきたす病気。
コウシケツショウ 高脂血症 血液中のコレステロールが多い状態。
コウシュク 拘縮 関節そのものには異常はないが、関節外の筋肉などが原因で、関節運動が制限されること。
コウジュウジンタイコッカショウ 後縦靭帯骨化症 脊椎の後縁を連結している靭帯の骨化により、脊柱管の狭窄をきたす病気。
コウジョウセンキノウコウシンショウ 甲状腺機能亢進症 甲状腺の機能が亢進して、甲状腺ホルモンが多くなった病気。
コウジョウセンキノウテイカショウ 甲状腺機能低下症 甲状腺の機能が低下して、甲状腺ホルモンが少なくなった病気。
コウセイネンキン 厚生年金 公的年金の一つで、おもに企業などで働く労働者が加入する。公務員などの場合は共済年金保険となる。
コウダホウ 叩打法 リズミカルな打撃を与えるマッサージ法。
コウテンモウ 後天盲 後天的に視力を失うこと。
コウトウ 喉頭 咽頭につづく気道の一部で、下方は気管につづく。
コウトウキョウ 喉頭鏡 気道確保するための挿管チューブを、気管へ挿入する際に使用する器具。
コウニョウサンケツショウ(ツウフウ) 高尿酸血症(痛風) 尿酸が過剰に血液中に存在する状態。結晶化して炎症をおこすことを痛風という。
コウネンキショウガイ 更年期障害 更年期の女性の卵巣機能低下により、性ホルモン(エストロゲン)の減少によって、引きおこされる身体的・精神的な不調。頭痛・めまい・動悸・肩こりなど。
コウベン 硬便 普通より硬い便。
コウレイシャ 高齢者 一般的に65歳以上を指す。65〜74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と呼ぶ。
コウレイシャリツ 高齢者率 人口全体に対する老年人口(65歳以上)の割合で、7%以上を高齢化社会、14%以上を高齢社会、21%以上を超高齢社会という。
コキュウコンナン 呼吸困難 息が切れる・空気が吸えないなど自分で、息苦しいと感じる状態。
コキュウフゼン 呼吸不全 呼吸機能障害をおこし、動脈血中の酸素や炭酸ガスが異常を示すもの。血中酸素分圧60torr以下。
コクナイショウ 黒内障 見かけ上、目そのものには何も異常がない盲。
コクミンケンコウホケン 国民健康保険 医療保険のうち、自営業者などが加入するもの。
コクミンネンキン 国民年金 わが国の公的年金制度の一つで、年金制度の土台部分になる。全ての国民は、国民年金に加入することが前提になっています。給付は基礎年金と呼ぶ。
コッセツ 骨折 骨に外力が加えられたとき、または骨の病気のために骨が折れること。激しい疼痛、腫脹などの症状が現れる。
コッセツヲトモナウコツソショウショウ 骨折をともなう骨粗鬆症 骨粗鬆症により、骨折がおこることで、介護保険上の特定疾病。
コツソショウショウ 骨粗鬆症 カルシウムが低下し、骨量が減少しているために、わずかな衝撃で骨折したり、骨の変形がおこりやすくなる状態。
コミュニケーション コミュニケーション お互いに情報や意見、感情などを伝え合うこと。
コミュニティケア コミュニティケア 援助を必要とする地域住民を、地域全体で支えようという地域福祉の考え方とその方法。
コメディカル コメディカル 医師以外の薬剤師、看護師、臨床検査技師などの医療従事者。
コレステロール コレステロール からだの中にある脂質の一種で、血管の強化・維持に重要な役割を果たす。多すざると動脈硬化症など成人病の原因になる。
コンスイイ 昏睡位 回復体位の項参照。
コンダク 混濁 にごること。
ゴールドプラン ゴールドプラン わが国の来るべき超高齢化社会に備えるべく、策定されたプラン。
ゴールドプラン21 ゴールドプラン21 活力ある高齢化社会を作るため、さまざまな介護サービスの基盤整備や生活支援を策定されたプラン。
ゴイン 誤飲 誤って飲んでしまうこと。
ゴエン 誤嚥 食物を飲み込むときに誤って気管に入ること。
ゴエンセイハイエン 誤嚥性肺炎 誤嚥が原因でおこった肺炎。
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