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◆呼吸器系
 
鼻・咽頭・喉頭・気管・気管支・肺から構成されています。気管に吸い込まれた空気は次々と枝分かれし、肺で肺胞という小さな袋に入ります。この肺胞は毛細血管がはりめぐらされており、肺胞壁を通して血液中に酸素を取り込み、二酸化炭素を排出しています。
肺は左右に分かれており、右は上葉・中葉・下葉の3つに分かれています。左は心臓があるため、上葉・下葉の2つに分かれています。
気管支は右の方が太く、落下しやすい角度のため、誤嚥すると右気管支に入りやすく、誤嚥性肺炎をおこします。
空気中には酸素が約20%含まれています。
換気運動によって肺胞壁をとおし、血液を介して酸素と二酸化炭素のガス交換を行っています。この換気運動は毎分16〜20回、1回あたり500tほどの換気を行っています。
心臓から血液を送り出している血管を動脈、心臓へ血液を戻す血管を静脈といいます。

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